雲水御用達!用語集

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押し入れ等に隠れて睡眠をとることをいう。

もちろんばれたら厳しい罰が待っている。
永平寺で10月15日に行われる禅をインドから中国に伝えた達磨大師(ダルマさん)を祈念する講式。細かいことはさておき、とにもかくにもその長時間に及ぶ法要中、ずっと正座をしていなくてはいけないことで全山中から恐れられていた。
修行道場の同級生。お寺に入って修行することを「安居」と呼ぶことから同安居は同じ年に上山した雲水仲間のことをいう。文字通り寝食を共にし同じ釜の風呂に入る、つらい時も楽しい時も一緒に乗り切った同安居の絆は兄弟のように深い。
殿行、真行を終えた主に三年目以降の古参和尚のみが配属される寮舎。
毎朝の朝課で磬子や木魚をうったり、挙経したりする他後輩達の指導役という重要な任務がある。堂行モードという言葉もあり、雲水としての生活を乱す者に対しては厳しく接し、しばしば罰を与えることもある。
テツニイの愛称で呼ばれる永平寺で安居中永平寺でもっとも有名だった雲水の一人。
立場上どんな人かとここで明記するのははばかられるが、とにかくすごい人だった。

もちろんいい意味でだ。
吉祥閣にある大きな部屋。バレーボールのコート程の高さと広さがある。プロジェクタと大スクリーンがそなえてある。
堂行寮は殿行、真行が終わった古参オッサンが転役する寮舎。永平寺の様々な行事が円滑にすすむように後輩雲水の監督をするのが公務のため、それまで優しかった古参オッサンが堂行寮にいくと役柄上とても怖いオッサンに豹変してしまうことがある。

これを堂行モードと呼ぶ。他に乞暇モードというのもある。
毎月二回の略布薩の親玉の様な存在。ながーい法要である。
小庫院内で大衆という場合、大衆当番のことをさす。

小庫院では基本的に全国から永平寺にお参りに来る一般の参拝者の為の食事を作っているが、大衆当番は吉祥閣にいる雲水達(大衆)の食事を作る。
永平寺の修行僧の意味で普通の学校で言えば生徒にあたる。
一般的には「たいしゅう」と読むが永平寺では「だいしゅう」と読む。
永平寺に入れば大学をでたばかりの新米小僧でも和尚と呼ばれるが、修行中の雲水は役寮さんに対して大衆とよばれる。

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