星覚です。
死ぬ時節には死ぬがよく候
是はこれ災難をのがるる妙法にて候
これは雲水の大先輩、江戸時代の禅僧良寛さんの言葉です。
最近朝がとにかく寒い。寒いからといってあったかく、ぬくぬくしようとしているといつまでたっても内側から熱いものが湧いてきません。
友人の僧侶の厳しい修行体験の中に冬でも一日に何回も水を浴びるというものがありました。
永平寺でも水は浴びないけれども、極寒の中耐えねばならないことはしばしばあります。
そうすると不思議と身体の中から生きようとする力が湧いてくるものです。
細胞がいっこいっこ、熱を発するのがわかります。
寒いことや、不快なこと、つらいことは時として人生には必要なのかもしれない。
そうでも思いたくなってしまうようなこと、よくあります。
どうぞよろしゅう
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