星覚です。
永平寺で食事の前に唱える「五観の偈」というものがあります。
食事をする際の五つの心得とでもいいましょうか。
その中のひとつめが
ひとつには功の多少を計り、彼の来所を計る
というものです。
簡単に言えば、そのものがどこからきたか、誰の努力や手をかけて自分の目の前に届いたか思い計ってみようということです。
これは食事だけではなく、自分の目の前のものは何でも目の前にいたるまでどんな「人生」を歩んできたか考えてみるのもおもしろいものです。
普段なにげなく見ていたものにも「好奇心」というものが湧いてくる
なんでこれはここにあるんだろう
だれのてによってここにあるんだろう
コメントする