日本政府の大飯原発再稼働決定を受けて、ベルリンの緑の党から野田総理宛に抗議書が送られたことを東京新聞が報じました。
"shame on you, mr.noda"
他ブログの引用で真偽は定かでありませんが、英語で冒頭にこう書かれていたそうです。
希望も込めた非常に強引な拙訳を試みれば
「がっかりだよ、佳彦さん(何かできることは?)」
といったところでしょうか。
日本は明らかに戦争状態です。不安な国民の想いとはかけ離れた政治がなされる社会で毎年3万人以上が殺されている。これを戦争状態といわずしてなんといいましょうか。
え???
な、ん、で、そうなっちゃうの、?、?、?
不可解、憤り、怒り、失望、落胆、あきらめ、筆舌尽くし難いこの状況。
「どうしてこんなに国民の声は政治家に届かないのでしょうか?」
不思議に思いませんか?僕は常々「自分の声が政治家に届いているという実感が欲しい」
と思っていました。
そんな時にある方からこんな言葉を頂きました。
そんな時にある方からこんな言葉を頂きました。
「逆と思います。政治家の声が国民に届いているという実感が、政治家に必要なんです」
と。なんだか、目が覚めるようでした。
『今まで自分の声を届けることに夢中だったけれど、相手の声を聞こうとしていたのか?』
少し、静かに、聞いてみました。
それは、噴飯演説の言葉を拾うことではありません。
佳彦さんは、普段どのような人に囲まれ、どうやってご飯を食べ、トイレに入り、お風呂に入って、夜眠っているのだろうか。
お子さんはいるのだろうか、祖父母はどんな方だろう、家族は彼のことをどう想っているのだろうか。
どれだけの恐怖や孤独、不安があるのだろうかと想像すると、涙がでてきそうになります。
モチロン無責任な言動にはこれまで以上に厳しく抗議を実践し続ける、けれども「並行して」僕達ができることがありそうです。
人の醜い行動を眼耳こらして聞くことは、見えていなかった自分を知ることにつながります。
例えば昨晩「時間がない」と、ろくに礼も尽くさず飲み込むようにして食べてしまったお好み焼き。他人事ではありません。自分自身に関わってくれた大切な命でした。僕はそれよりも効率を優先させてしまっていなかっただろうか?
あきらめないで、ひとつ、ひとつ、行いを正していきましょう。
ベルリンだけでありません。
遠い異国の地に戦死したおじいちゃん、これから生まれてくる子供達、
時間も空間も越えて世界中が注目しています。
僕達ができること、この国のほんとうの魅力や、如何。
今日も雲水喫茶にお越し頂きありがとうございます。
好い一週間になりますように
ここをいい星にしよう
星覚九拝
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