雲水喫茶の日替りマスター!!

マルガリータ

今週はカラリと晴れ、大変気持ちのいい天気です。
公園にいけばたくさんの子供が走り回っていて微笑ましいかぎり。
一生懸命何かに熱中する子供達の姿は、親でなくても応援したくなりますね。

さて、今日は選挙の日です。

今週はインターネットで宮崎駿さんの風立ちぬが公開されたことを知りました。
また、陸上選手のドーピング疑惑が話題になっていることも。

メダルをとって英雄のようにもてはやされていた選手が、手のひらを返したような扱いをうけるのを見ると悲しくなります。
競争に勝ったもの「だけを過大に」評価することと、ドーピングを行った選手「だけを厳しく」処罰することは、根本では同じではないでしょうか。
チベット仏教の師僧、ミンゲール師は次のようにいっています。

「慈悲とはすなわち、あらゆる人、あらゆるものが、己れ以外の人やものの反映にすぎないということを認めることです」

私はロベルト・バッジョやマイケル・ジョーダン、キングカズに憧れて育ちました。
今でも彼らを尊敬しているし、応援しています。
しかし同じように、名前も知らない公園のアスリートたちを尊敬しているし、応援しています。

ハイハイを始めたばかりの赤ちゃんは、二本足で立って歩き始めたお姉ちゃんに希望や勇気を与えられます。
二本足で立って歩き始めたお姉ちゃんは、高いところから飛び降りることのできるお兄ちゃんに憧れて、真似をします。
子供達を見ていると、何気なく道を歩くことだけでもウルトラCの技を決めるのと同じようにすごいことなのだとよくわかります。

世界のバッジョと近所の少女が慈悲でつながるとき
ドーピングの問題も丸く収まるのではないかと、そう思いました。

とりあえず夏ですし、頭を丸く刈りましょうか。



好い一週間になりますように!

星覚九拝




追記と蛇足 

7月21日 朝書いた内容を読み返してビックリ。内容があまりに広がりすぎてつながりがわかりにくかったので全体をシンプルにまとめて書き直しました。(そのつながりわかる!と言ってくれる人は地球全体でも2、3人いるかどうかというくらいわかりにくかったです)すみません!

「風立ちぬ」と言えばスタジオジブリの小冊子「熱風」7月号が8月20日まで無料配信されています。7月号の特集は「憲法改正」です。

2013/07/21  by

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