みなさん、特定秘密の保護に関する法律案(秘密保全法案とよばれているようです)をご存知でしょうか。なんだそれはという人はこちらのサイトに詳しくまとめてあるので参考にしてみて下さい。
秘密にしておきたいこと、私にもたくさんあります。真剣に秘密にしておきたいことほど、ブログになんてとても書けやしない。しかし例えそれを漏らした人がいても、その人を責めたりしない生き方がしたいなと常々思います。
大抵の秘密は白日の下にさらされると「一時的には」恥をかいたり困ったりします。うろたえ、怒り、とまどった経験が私にも何度もありますが、長い目でみたら自分への大きな気づきになるものばかりでした。本当は秘密などなく、誰に何を言われても平気で生きていることができたらどれだけ気持ちがいいでしょう。
そんなあさはかな理由で私はこの法案に今のところ反対です。勿論「絶対反対!」というわけではありません。もしかしたら今の日本には必要な法律なのかもしれません。「賛成」を切実に訴える人を私は知りませんが、いたら是非お話を伺ってみたいです。
「意見提出をしたところで、何も変わらない」
そう思う人もいるかもしれません。でも、騙されたと思って下記総務省のサイトからパブリックコメントに意見を提出してみて下さい。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903&Mode=0
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903&Mode=0
賛成でも反対でもどっちでもいいのです。なんでそんなことを勧めるかというと、ここだけの話・・・
楽しい変化が起こるからです!
相手ではなく、自分自身に。傍観しているうちはどうしても「反対か賛成」「勝つか負けるか」の世界に捉われてしまいます。しかし行動を起こした当事者だけが味わえる新鮮な選択肢があるのです。
それは「土俵から降りる」という道です。
投票することによって対立の土俵にのると、土俵から降りるという選択肢が具体的に見えてきます。
土俵から降りるとは具体的にどういうことでしょうか。
実際に土俵から降りられるのでしょうか。
それは私もよくわかりません。慣れ親しんだ環境を変えることは誰にとっても容易な事ではありません。しかし少なくともその道が視界に入っているだけで、未来に希望が持てなんとも愉快になります。
現代社会の持続不可能生は誰もが感じていることだと思います。賛成の人とも反対の人とも仲良くできる「土俵から降りる」道があることを知るだけで、将来どんなことが起こっても大丈夫な気がしてきます。
夜の表参道を歩きながらそんなことを妄想しました。
星覚九拝
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