「無事に校了といたしました。嗚呼。」
今日編集部からメールが届き、本の執筆にようやく区切りがつきました。
出版のありがたいお話を頂いたのは一年以上も前のことです。
今、変換キーを叩いて初めて気づきました。
筆に固執すると書いて、執筆。
「私はただ執着していただけ。湧いてくる言葉は全て支えてくれるみんなのもの」
社交辞令ではなく、本当に。心からそう思います。
特に、編集を担当して頂いた文藝春秋の理香さん、彼女をご紹介頂き本の構想を練ってくれた恭子さん、全く形にならない原稿を前に「そもそも何が書きたいんだっけ?」というあきれかえるような私の問いに根気よくつきあってくれた裕人、宏輔、泰代さん、淳也さん、直樹さん・・・
本来なら本は書き終えてからが始まりで、ここでお礼をいうものではないのかもしれません。しかし深く関わって頂いた人があまりに多く、今、ここに書ききれないご縁のあった全てのみんなにとにかくこの感謝の気持ちを届けたいです。ありがとうございます。
最後にどんなときも温かい心をともにしてくれる妻、ごはん食べたばかりなのに「オトーサン、ゴハンヨー」と机によじ登り「執着解放運動」を繰り広げる息子にも、抑えきれないありがとうを言わせて下さい。
10月20日に文春新書から発刊予定の「坐ればわかる」。お手にとってご覧頂ければ幸甚です。近くなったら改めて詳細を告知させて頂きますが、とりいそぎ御礼とご報告まで・・・
多謝!
星覚九拝
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