雲水御用達!用語集

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アイスホッケーの練習の一つでスケートリンクを横方向にダッシュで往復する。

横ダッシュは二本でもかなりつらい。

ちなみにバスケ部時代によくやった「シャトルダッシュ」というのに似ているが、どちらも雲水用語ではない。

昔おなかをすかせた雲水が夜に温めた石を懐に抱いて空腹をしのいだことから夕食のことを薬石と呼ぶ。

懐の石、とかく懐石料理の語源もここからきているようだが、はたして温めた石を抱いて空腹をしのげるかどうかは実験と検証が必要で、今後の参究が待たれるところである。
やのさんのやってるやのや。上山前から安居中、そして乞暇した今も永平寺禅の旅でいつもお世話になっている門前のお店。

精進料理もあるけれども焼き肉丼、カツ丼、天ぷらうどんが絶妙にうまい。

・・・いやうまいらしい、たぶん。しらないけど・・・。

おみやげも充実している。
そばやもやっていてそばは手打ち。
やのやのテンプラ蕎麦は世界一うまい。

禅の旅でも毎回朝食をお世話になっている。
演出家の奈良橋陽子さん。
大学生の時に出会い俳優の道を歩むきっかけとなった人。
永平寺に行くことを全面的に応援してくれた。
安居中も手紙をくれたり他出の時に会って励ましてくれたり、彼女との出会いは人生を変える大きなご縁となった。

永平寺を降りた現在も、自分は俳優として陽子さんの元で稽古を積んでいる(俳優修行の様子)。
夜の坐禅、通常夜七時から開枕まで坐る。
役寮さんの為の特別メニュー。

永平寺は基本的に一汁一菜。

朝は粥に漬け物、ごま塩
昼は飯にみそ汁、漬け物におかずが小皿で一品。
夜は飯にみそ汁、漬け物におかずが小皿で一品、更に平皿で一品と豪華になる。

役寮さんは夜、更に役平という庫院の寮長が考える特別な料理が一品つく。
もちろんこれも精進料理である。
お風呂のこと。
永平寺で浴司は東司、僧堂(坐禅堂)と並んで三黙道場と呼ばれている。三黙道場では一切喋ることが禁じられている。トイレに行くのも風呂に入るのも大切な修行の一つなのである。
永平寺では名字は使わず、名前で呼び合うため同じ名前の雲水は、呼び名といってペンネームの様な名前を使う。
星学さんという呼び名はなかったが「セイガク」という名前の永平寺で修行中の雲水が既にいた場合「星月」「星流」等呼び名をつける必要がある。
大衆に対して、永平寺で修行をしている雲水を指導する老師のことをいう。役寮は各地の寺院の住職が自分の寺を持ちながら修行僧を指導に来ている場合が多い。各寮舎に役寮がいるため永平寺には多くの役寮がいる。 

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