星覚です。
あたたかい季節になると活動的になってきますね。
いろいろなことがやってみたくなります。
マスターまさもこうすけもおなじみたいで最近は三人ともなにかと忙しくしております。
毎日日替わりで更新していくというのもひとつの目標でしたが、ここへきて書けない日は書けないとあきらめよう、という雰囲気になってきました。そのかわり書けるときには義務感からではなく、ほんとうに書きたいことをきちんと書くようにします。
マスター達の雲水喫茶に対する想いは変わりませんので、今後とも暖かい目で見守っていただければ幸いです。
今日はあきらめることと、理想を語ることについて。
あきらめる、というのは諦める、とも書きますが、明らめる、とも書く、といっていた老師がいました。あきらめるというのは何か悪いことのような気がしますが、物事をあきらかにして、本当に大切なことをやっていくことなのだと思います。
日々の中で、あきらめることで行動へのエネルギーがわいてくることがあります。
尊敬するアイスホッケー部の先輩とたまたま会う機会があってこんなことを教えてもらいました。
先輩に今悩んでいることを相談しました。
すると
フランス人のコメディアンのたとえ話をしてくれました。
フランス人の超一流のコメディアンを呼んできとする。
その人は本当に面白いらしい。
いってることはすごくおもしろそう。
言葉がわかれば絶対おもしろい。
で、星太郎はフランス語を勉強してまでそのコメディを楽しもうとする?
なるほど!
理想を語る、わかってもらおうとするのは結構なことです。
気心の知れた友人の間ではそういう会話も必要でしょう。
でも、同じ日本語を使っている人達でも実は思考のプラットホームはかなり違うのです。
それはどちらがいい悪いの問題ではなく厳然として違う。
だからそんなときは理想を語るのではなく、一番身近にできる一歩をシンプルに語る。
興味がない人にも伝わる方法を考える。一流のフランス語のコメディよりもひとことの「コンニチワ」
「目の前の明確な一歩を。理想は聞かれても簡単には語らない」
その先輩はいいました。
なかなかそれってかっこいいな、そう思った晴れた週末の日だったのです。
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