新年あけましておめでとうございます。
2011年も雲水喫茶にきてくれてありがとうございます。
悠くんが悠々自適に早速美しい写真をアップしてくれました。
昨年いろいろありましたが、もうこの際過ぎた年を振り返るのはやめるとしましょう。目の前にはいつも輝く世界が(比喩でなく本当に)広がっていて夏休みを前にした小学生のように楽しみでしょうがないのです。
さて、そんな拙僧の新しい年は大雪でスタートしました!
全国ニュースでも度々報道されているのでご存知の方も多いと思いますが・・・
そうです。
その鳥取県米子市です。
まさに僕の故郷です。
あっというまにすごいことになりました。
大晦日、降り始める前。
一晩でこんなありさまに・・・
高校からの親友のT君は大晦日から電車の中で30時間以上を過ごし、今日(2日)の夕方にようやく実家にたどり着きました。運良く実家にもどれた県民も、車が家からだせません。主要道路がようやく一車線通れる程度で街は常に救急車の音が鳴り響き、なかなか異様な雰囲気です。
そんな中でも散歩をしてみると、とても感動的な光景に出会います。
タイヤが滑って立ち往生している車に見知らぬ人が一人、又一人と手を貸していって動き出した時の喜びといったら!
歓声があがり、握手を交わし、控えめな山陰の人達もおさえきれないうれしさです(100mに一台の立ち往生!散歩にすごく時間がかかりました(笑))。
2011年も勿論たのしいことばかりではないはずです。
でもこの地球に生きる山川草木全ての生き物が思いやりをもって楽しく前向きに生きていける。困っている人がいると自分のことのように心配し、手をさしのべ、問題が解決すると自分のことのように踊り出す。
そんな世界が広がっている予感がした元旦でした。
雲水喫茶に集まってくれる人達にもっともっとそんな和が広がってほしい。
大きな今年の夢のひとつです。
尊敬する部活の先輩の言葉を引用して、新年のブログのはじまりとしたと思います。
「夢をみるのに 僕ら 寝なくていいんです」
本年もどうぞよろしゅう
星。
これ、車です。どうやって発車するの?
父のカメラが捉えた写真にこの車が写っていました!左端の車!わかるかな?
すぐに立ち往生・・・
流石にこんなのは僕も生まれて初めてです(photo by 父)
大変なことなんだけど、なんか美しい。坐禅してるみたい(photo by 父)
自然の中で人は優しく、ひとつになれる。(photo by 父)
昨日、NHKニュースを聞いた。鳥取県では本当に大変雪が降ってきたそうです。
あらあら、ポーランドより多いですよ! 飛行機も飛べないそですね。
ポーランドでもNHKニュース観れるんですね。僕がいた頃はeuro sportがやっとでした。
今日ようやく市内の交通が少しずつ復旧にむかいはじめた感じです。普段は必ず元旦に届く日本の年賀状も3日になってようやく届くという非常事態です。
でもなんか悲観的な感じではなく、結束力と新年にむかっての志がたかまった感覚です。