雲水喫茶の日替りマスター!!

安室奈美恵さんと原発さん

法純さんの「波蘭便り」が更新されました。
ストレートに心に響く言葉で、こういうことを日本語でポーランド出身の彼が書いてくれると言うのは実はとってもとっても有り難いことだと感謝せずにはおれません。

これまで原発に関して、あまり直接言及しないようにしてきました。
それは、僕は原発そのものを「直接体験」したことがなかったからです。

メディアを通じて得た情報に頭では対応はするけれども、身体ではできるだけ反応しないようにする(ほんとうはしたいんだけど)。しかし、顔の見える知り合いから伝わったことであれば対応は全く違う。

なぜか知らないけれども僕は昔からそういうところがありました。

例えば中学生の頃から直接会ったことのない人を呼び捨てにしないようにしていて、誰もが知ってる有名人で僕も実際にすごく好きな人でも、実際に会って話したわけじゃない場合は安室奈美恵さん、宮崎駿さん、などと必ず言ってました。(勿論「アムロちゃんに会ってお話ししてみたい!」というミーハーな気持ちがあることは否定しませんが)。

体験とメディアの情報を区別するってなんだか、かわいげのない高校生ですね。
でもちょっとうまく表現できないけれど、この意識の使い分けを、SNSが発達した昨今はさらにしっかりしたいなと考えています。

反原発の活動がだめだとか、デモはなんの解決にもならない、とかそういうことをいっているのではありません。



「いかに今、ここで思考を自分のハラとつなげていくか」



それが一番大切なことで、結果的に原発という、もう反対するしかないでしょ?って誰もが思うようなものと「実際にさよならするための」最短の道なのではないでしょうか。

安室奈美恵さんも原発さんも、この身体と心に必ずどこかでつながっている。それに対して想像力を働かせて自分自身の行動を律していくことが、世界に対して一番深く関わっていくことになると思うのです。(安室奈美恵さんにお会いしてお話する道でもあると思います!)

原発に関しては、

みんなが生きることの本当の意味と楽しさに興味を持ち、自分たちの生活の中で喜んでそれを追求するようになれば原発は自然と必要なくなる

と思っています。

いろんな立場の人がいると思いますが、その人自身がいい人とか、悪い人ということではなく、みんなが幸せになる方法があるはずだ、そのためには最初は「厳しい」と思われるような修行もやってみる、というのが禅のやり方です。法純さんの「個人的な考え方、今までのライフスタイルも変えなくてはダメ」という言葉は非常に真剣にうけとめたいです。

来月3月11日には九州宮﨑の「さよなら原発」のイベントで坐禅指導に呼んで頂きました。いよいよ僕の「直接の体験」にも原発が関わりだしてきて、制限時間いっぱいだな、ということも感じています。

ここをいい星にしましょう

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2012/02/12  by

コメント(2)

星覚さん、

初めまして。
ご紹介を受けまして、雲水喫茶にお邪魔しております。

3.11宮崎座禅会の後、
熊本は南阿蘇での座禅会、
阿蘇は根子岳の麓へぜひお越し下さい。

また、調整役の方を通じましてご連絡させて頂きます。

原発さんと私の肚との繋がり。

私の肚は決まっております。

原発さん、ありがとうございました。
どうぞ、末永くお休み下さい。
世代を超えて見守らせて頂きます。


反対運動というか、反対の振動波の発振だけだと、
それがゆえに、それへの反発というか、
原発推進というエネルギーや気運も高まったりするかもしれませんが、

星覚さんが仰るように、
各自の肚の中での揺るがない決心や決意でもって、
日々楽しく暮らしていくことで、
確実に原発さんにお休み頂けるのかと思います。

そんなヒントとなった鹿児島市のPRAUさんのページ,
ご紹介させて頂きます。
http://firthpierlaait.jp

個人的なオフグリッドした電気環境の中で暮らしたり、
身近な国会議員と意見交換したりだとか、
もし自分の肚がすわっていれば、
その時のタイミングでとる行動も確実なものになるのでしょうか。


ご縁に感謝します。


トランジションタウン南阿蘇のブログもご覧下さい。
http://tt-minamiaso.blogspot.com/

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