ベルリンはもうシレリと秋の入り口です。
昨晩正法眼蔵随聞記を読みました。
「得道の事は心をもて得るか」
という箇所です。
道元禅師は
「仏道を得るには、心で得るのか、身体で得るのか」
という問いに
「身体と心が両方いっしょに道を得るのである」
と答えています。
身体とは、心とは一体何でしょうか。
心は見ることも触ることもできずなかなか難しいのですが、身体のことなら具体的に触れて感じられます。例えば普段は意識しませんが、足の骨ひとつとっても片足28個・両足で56個の細かい骨で構成されているそうです。誰のおかげかしらないけれども、そんなにたくさんの仲間達がいてくれる。それを感じるだけで歩くのが少し楽になります。
今週はタイ、日本、ポーランド、ニューヨークから来客がありました。「8人寝るのに布団は2つ」そんな日であっても、寝袋や畳などを駆使して共用すればなんとかなるものです。
人は人がいるから人であれる。
あたりまえのことだけれども、なんだか身体も心も温かく、楽になりました。
今週もありがたい日々になりますように・・・!
星。
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