unsui法純の「波蘭便り」

皆様、こんにちは、法純と申します。
「坐禅の波動というのは 物理的空間を離れていても
ほんとにあらゆるものに その魂を直撃する 地球の裏側まで」
私がポーランドで星覚さんと出会うきっかけになった村上光照老師の言葉です。

私の出身は地球の裏のポーランドです。
日本の空の遥かに遠くこちらまで禅の波動が至り、私の心を直撃しました。
全ての波は結局海に還るはずなので、波蘭便りを皆様に送らせて頂きたいと思います。
もしかすると、こちらの波動があちらの魂を直撃するかもしれません。

福島第一原子力発電所事故からおよそ一年間。去年の3月以降、日本のテレビ、ラジオ、新聞、インターネット等、「福島」という言葉は、今まで「HELLO KITTY」か「かわいい」より、よほどよく使われている。昨年3月11日から原発にめぐり討論が続いている。原発に賛成している派もいれば、原発に反対してる派もいる。
しかし、やはり、国民の声を聞くと、はやい原発をやめようと思っている方のほうが多いではないかと思う。
日本全国には54個の原発があるそうです。地震に敏感な国だけど、結構多い。
去年の東日本大震災について考えると、やはり恐ろしいですね。
しかし、原発をやめるかやめないかということはけっしてそんなに簡単な問題ではない。先ず、個人的な意識を改めないとダメではないかと思う。
ただここで問題になるのは、日本人の生活スタイルだ。
みんな快適な生活になれて、朝から夜まで自分の頭を使わないくらい、とても便利なシステもを造った。駅、店、スーパー等、アナウンサー、お知らせが沢山あるから、日本語さえわかれば迷子にならない。GPSもある。
エレベーターに入った瞬間、「ドアが閉まります。ご注意ください」という声が聞こえて来る。
エレベーターが止まったら、「ドアが開きます。ご注意ください」とい親切な声が聞こえて来る。
店に入ったら、スピーカーから「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」というピチピチな女性の声に迎えられる。時々、日本人は子供のように扱われているような気がする。

朝、起きたら、必ず新聞・牛乳・必要なものが玄関に待ってます。

日本人にとって、これらは アタリマエ のことです。

問題なのは、ある日、その当たり前のことはそんなに当たり前じゃないと初めて気づくこと。
朝、起きたら、30年間、毎朝、あった新聞はみあたらないと、いらいらになっちゃう。頭に来る場合もある。


日本ではデジタル化が進みすぎて、個人は生きることができないほど高いレベルになってしまった。

朝、起きた瞬間、トイレに行く前に、IPHONEで友達のみんなに「おはようございます」というメッセージをツイッターにアップしなければいけない。そうすると、みんなから「おはようございます」といった20個のコメが来てから、トイレに入る。
バスルームの中、歯ブラシをしながら、IPHONEメールをチェック。後、今日の天候。
出たら、朝食を作って、フェイスブックに作った味噌汁の写真をアップして、「うまかった」と書かなきゃ。そうすると、みんなから「うまそう。俺も食いてえ」といった40個のコメが来る。満足。
よし、でかけよう。

電車に乗っている時、IPHONEで新聞をよむ。友達とツイッターで原発廃止というチャットする。
仕事は午後8時に終わって、フェイスブックに「くたびれた」というメッセージを送ること。そうすると「おつかれさん!よく頑張ったね」「いいね」といった28個のコメが来る。
あと、床に就く前に、みんなに「おやすみなさい」といわなきゃ。そうすると「いいね」の39人からの同意のシグナルも来る。

翌日、インターネット(便利だから)でフルプラウザのウエブサイトで新幹線の切符を予約し、ツイッターで集まった人たちと一緒に東北へ!
IPADとIPODを持って、はやぶさで福島でデモをしに行くぞ!
原発廃止! 原発廃止!

デモが終わった瞬間、デモの写真をいっぱい撮ったから、これを早くフェイスブックにアップしなきゃ。そうすると、みんなから「原発をやめよう!」といった489個のサポートのコメが来る。

ミッション終了。

「よし、東京に帰ろう」ーツイッターのメッセージ。

次は、フェイスブックで「仏教と原発」というアクションだ!


駅のうるさいアナウンサー、自動販売機、パチンコ、電車のエアコン、駅前の大型スクリーン、エスカレーター、ツイッター、店のネオンサイン、新幹線等はみんな原発のエネルギーの子供だと、誰もわからないような気がする。わかっても、だれも認めたくないようです。
だって、便利だもん。かわいいんだもん。ピカピカ。


だからこそ、問題なのは、日本人の意識だと思う。毎日、私個人は、どういうふうにエネルギーを使ってるんです。
電気がつけたっぱなし。
エアコンノンストップ。
ツイッターに依存。
といった自分の意識の検査が必要です。そうしないと、急な原発廃止という状況になったら、国民、ほとんどは、狂うかも。

冬の朝、起きたら、トイレに入って、今までずっと気持ち良い、あったかい便座にすわった瞬間、あら冷たいお尻のショック!

日本は今の形では、原発のエネルギーに依存するしかないように思う。これをチェンジするのは非常に長い過程です。只、原発廃止だけでなく、先ず、個人的な考え方、もしくは、今までのライフスタイルも変えなければダメです。


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