洋画家、沖津信也さんが本日より東京で開催する個展のお知らせです。
沖津さんが「奥の細道」を旅しながらその景観を油彩する構想を抱いたのは10年以上前のこと。光を拾いに行くように各地を自分の足で歩くこと14年余、完成した作品です。
なぜこの個展を雲水喫茶で紹介するかといいますと・・・
物書きて扇引き裂く余波哉
江戸時代、松尾芭蕉が天龍寺を訪れた際に残した一句です。天龍寺はオフの細道でいつもお世話になっている禅道場でもあります。到着してすぐの石碑にこの句が刻まれているので見覚えのある方もいるかもしれません(あまりにひっそり鎮座していたため、拙僧もこの句を知ったのは最初に天龍寺を訪れて数年たってからのことでした)。
沖津さんも天龍寺に参禅され、作品のDVDには副住職の博法さんもチラリと登場されているとのこと!ご都合が会う方は是非足を運んでみて下さい。
祈諸縁吉祥福壽無量
星覚九拝
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
~油絵で描く おくのほそ道展~ 沖津信也 個展
>会期
平成26年9月15日(月)~9月20日(土) 午前10時〜午後7時(最終日は午後4時まで)
>会場
文藝春秋画廊 1階・2階 〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-12 電話番号:03-3571-5494 03-3571-6493
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー