今
猊下が在山中で今日暁天に坐りに行くとすでに猊下単にゴツゴッとして坐っていた。
百四歳にして四時にはもう坐っている。やっぱりすげぇや。何も言わなくても。
自分のほぼ五倍の時間を生きて、何を思って坐ってるんだろうな。
まぁ猊下なんだから何も考えてないんだろう。
でもヘンてこな帽子(とんがりコーンみたいなやつ)かぶらされて(?)窮屈そうだったが。
菓子箱をよせあつめたみたいな車椅子で、施主さんは二人だった。おばさんだったけど泣いてるように見えた。猊下はゴホゴホ言いながら回向読んでた。
何かの為に朝課に出るんじゃなくて今自分がその場でできることを只精一杯やるんだ。
コメントする