今日部長さんが他出から帰ってきた。
迎えはいらないって言われたけど迎えに行った。
島崎さん(永平寺の三役以上の人しか乗れない車の運転手)の車からは部長さんに続いて大きな荷物も。
部長さんの部屋はいつもとてもきれいだし、みんながよけい気を遣う。ある程度はやらせてくれるけど、大抵のことは自分一人でやる。70歳のおじいちゃんとは思えない活力だ。
数年の差で偉そうにしてしますのが恥ずかしくなるほど普段の態度は謙虚だ。すごいなぁ。
あとがき
ここでいう部長さんとは松永副監院老師のこと。永平寺で最も偉い老師の一人。部長さんは曹洞宗の海外布教団体の代表も務めていて、国内でも海外でもとても人望が厚い。すごく地位のある人なのに少しもそんなそぶりは見せずにいつもとても謙虚だった。歩きながらよくパチパチと指を鳴らしていた。
国際部の役寮さんもつとめていて、いつもわがままを言っていた拙僧だが、とてもかわいがってくれて話を聞いてくれた。
娑婆に帰ったらお袈裟を着ていなくても、みんなに禅の心を伝えれるような和尚になりたいんだ、といったら
「お袈裟を大事にしなさい。その格好をしているからみんなが言うことを聞いてくれるんだよ。自分の力ではないんだよ」というようなことを、きびしく、しかしとても優しい眼でいってくれた。
今、その言葉の意味がよーーーーーーーーーーくわかる気がする。


