今一度気をひきしめて修行にのぞむため、半分シャバに帰ったような今回の旅行は大変意義深いものだった。

能登についてすぐに500m位はなれたコンビニに一人でむかった。

「コンビニなんて夢の世界だろうね」なんて憧れた彼の地へ。

シャバにいた時と同じようにスポーツ新聞をチラ見しながら入ってすぐにブラッと右折して雑誌コーナーに目を通す...ジャンプがなかった。食品もみる。いっぱいならんでる。うん、うまそうだ。

がしかし。

思った程わくわくしない。

ちっとも「夢の世界」じゃなかった。結局シュークリームを一つ買って裏でかくれてたべて、すぐに旅館にもどってみんなと温泉に入った。

「夢」はシュークリームでなく、みんなとワイワイコンビニにいくことだったのかもしれない。

夜は酒を飲んだしオリンピックもみた。みんなでコンビニに行って雑誌も読んだ。すげぇショック。シャバの人のが全然がんばってるよ。くやしかったなぁ。自然と背筋も伸びた、衆寮に戻ったら「傘松」を読んだっていう神戸の人からはげまし（？）の手紙が届いていた。あとねぇちゃんからも救われた。

やるぞ。