九時に矢の屋にいき、〇〇さんがそばを食べにきたのでケーキを食べながら結婚のテレビとか見てた。今はわりとこわめのキャラをつくろうとしている〇〇さんだが優しい。そん時は「シュリョウ」ってのがなんなのか全然わからなかったが。
十一時になっても誰も人が来ない。ようやく一人来たとおばあちゃんが教えてくれたから上山することに。地蔵院の木版を鳴らしにいく。
ちょうどいいタイミングで直前一人いたのでその人と全く同じようにしようと心に決めた。前の人が木版を思いきり鳴らしたから俺も思いきり鳴らした。
幸い雪道ではなかったが東京では考えられないほど寒い。じっと待っていると、「これ鳴らすんすか」って聞いてくるやつがいた。たぶん泰山だろう。
部屋に上がるようにいわれ、わらじとかを指示通りに畳むようにいわれる。遅かったり間違えるとすぐに怒鳴られるので必死だった。誰も「はい」か「いいえ」しかしゃべらない。この後は緊張していてよく覚えていないが、トイレに行ったり、名前を書いたり、荷物を点検したり、夕食をとったりしたがもう怒られないように必死だよ。
夜はかしわぶとんなるもので寝たが、いびきがすごい人がいてとなりじゃなくてよかったと思った。結局となりになったんだけど。でも寝れなかった。いつもは寝れないなんて絶対にないのに。
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