七日間の摂心が終わって今朝はカゼをひいた周運さんにかわって当番をした。
朝一時間前に起きて坐ろうとしたが起きることはできなかった。残念。
今朝一炷坐ってないだけで体がカタく調子が思わしくない。
昨日のラスト三炷でずいぶんいい感じをつかめたんだけどたった一日でこれだからなぁ。
普段の状態でも坐禅の状態を保つのはまだまだ難しい。
今朝はスペインの人から参籠申し込みの電話があった。
当番所と役寮さんの部屋、東司、洗面所等を一通り掃除して人権室(国際部は正式には人権擁護推進室兼国際部)の公務。
朝日、毎日、読売新聞に目を通して人権問題の記事に線を引いて目を通した。七五〇年前からの生活と現代の生活、共存させていくヒントがある。
あとがき
この頃はまだ春で娑婆に降りるかどうか迷っていた気がする。永平寺では行住坐臥、歩く時も、料理をする時も寝る時も、全てが坐禅であるといわれていたが、その感覚的な実感をようやく少しつかめてきたというところだった。
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