内講と呼ばれる坐禅や作務以外の勉強の時間の最初に唱えるお経。
内講では正法眼蔵や学道用心集、典座教訓や赴粥飯法など、祖師の残した仏典を学ぶことが多い。
開教偈とその大まかな意味は以下の通り。
無上甚深微妙法(むじょうじんじんみみょうほう)
百千萬劫難遭遇(ひゃくせんまんごうなんそうぐう)
我今見聞得受持(がこんけんもんとくじゅうじ)
願解如来眞実義(がんげにょらいしんじつぎ)
はなはだ奥深いこの上なき妙なる仏法よ
百千万にも出会うことの難しい仏法よ
我今まさに仏法を見聞せんとす
願わくは我に御仏の真理を得解させ給え