雲水喫茶の日替りマスター!!

春の一時帰国を写真でふりかえる

ベルリンに戻りました、星覚です。写真で2012年春の一時帰国を振り返りたいと思います。


British Airwayの格安便で帰国。往復で日本円にすると約70000円です。これって九州への交通費の方が高いのでは・・・禅の旅プレミアムと表参道アカデミーでのワークショップを調整して頂いた株式会社ライフスタイルプロデュースの荻野淳也さんに手配して頂きました。

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2月11日に日本についてから著書「身体と心が美しくなる禅の作法」の発売日まで一週間程、東京で過ごしました。

帰国直後の短い期間に笹川老師、彼岸寺の仲間達、裕人、久美、櫻子、龍一さん、理咲さん、ドナルさんを始め、いつも貴重なアドバイスをくれるみんなにまとめて会えたことはとても心強く「海外組は日本にいるより会う回数が多い」と誰かがいってましたが本当に幸せなことでした。


みんなで著書を紹介してくれ、おかげさまで多くの方から嬉しい感想を聞いています。以下にご紹介頂いたメディア、ウェブサイトなどを記載しておきます。これは本当に一部で、SNSやブログ記事、口伝など含めるととても書ききれません。この場に挙げることができなかった皆様にも改めまして心より御礼申し上げます。おかげさまで一時帰国中に重版も決まりました。感謝、感激です。


<メディア情報>

・雑誌「anan1794号 2/7

・関西テレビ「ハピくるっ!」 2/22

・「読売新聞」 くらし本のコーナー 2/28

・雑誌「ダ・ヴィンチ」 3/6

・雑誌Ozmagazine/AneCanでも四月以降に掲載して頂く予定です。


<ウェブインタビュー等>

・彼岸寺の告知ページにて御紹介頂きました。

顕さんにご自身のポッドキャスト番組「Ken's Cafe」でインタビューをして頂きました。

・理咲さんに日経産業新聞で取り上げて頂き、ウェブサイト朝時間でインタビュー並びにプレゼント告知をして頂きました。

・みちこさんに子供の習い事.netでインタビュー記事を書いて頂きました。みちこさんからは以前ご自身が主催されているマザールのウェブサイトでのインタビュー以来三年ぶりです。懐かしい!




顕さんとの収録の一場面。御著書「遠山顕の職場で使えるフレーズ集」も献本頂きました。実際に使える気の効いた表現が愉しい本です。顕さんは年齢不詳ですが、20代のような肌の艶と、情熱と愉快さの持ち主で一緒にいて本当に愉しくなります。NHKラジオ英会話等も担当していらっしゃるので是非聞いてみて下さい。

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18日に光明寺で圭介君と著書の出版を記念して合同ワークショップをしました。こちらは圭介君の掃除の本。お寺で行われる掃除の作法が詳しく書かれています!

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合同ワークショップのその足で北海道へ。日本全国禅行脚のはじまりです。宗幸兄が新千歳空港まで迎えに来てくれました。雪がはんぱない・・・

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最北端の石雲寺さんでの坐禅会。リトルジョンが端座しています。

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函館の七宝寺さんのつらら。永平寺での修行仲間、巴天兄にご案内頂きました。久しぶりに一緒に坐り、朝の読経をともにできたのがとても嬉しかったです。

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フェリーで青森に渡ると修行仲間の俊成兄が迎えに来てくれました。まずは本州最北端の地を巡ります。

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あおぞら組の愉快な皆様に素敵なおみやげの手拭を頂きました。青空組のサイトからは「海のオドゴの勝負パンツ」などこれまた愉快なグッズが買えます。

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俊成兄と行った古畑旅館の温泉でお土産を頂きました。総ヒバ(木の種類です)のお風呂が最高でした。こうやって地元のよさを守り続けている旅館を応援していきたい。

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大安寺さん。夜遅くにも関わらずたくさんの方と本堂で坐ることができました。

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永平寺の修業時代、三年間寝食をともにした祥幹兄が副住職を務める洞雲寺。地震で全壊した本堂跡地です。一番大変な時期であるはずなのに御住職と祥幹兄から「わずかですが・・・」とわずかでない御布施を頂きました。

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栃木県の高林寺では真実兄に会うことができました。色々な年代の元気で心優しい檀家さんたちが集まって下さり温かい空気に包まれました。たくさんの愛と応援とうどんや海苔も頂きました!

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小学生のサッカー少年達が熱心に聞いてくれたのがなんとも嬉しかった!自分もスポーツを始める前に禅の身体技法を学んでおけたら、今頃日本代表になっていたかも・・・と思うと残念!子供達には身体のこと、深く学んで欲しいです。

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再び東京に戻り表参道で禅のワークショップ。

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何度か泊まらせてもらった町田のおばあちゃんのアパートからの眺め

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いつも家族のように歓迎してくれるシェアハウスの仲間達とカンパイ!

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3月3日からは今回の一時帰国のメインともいえる禅の旅「プレミアム」へ二泊三日で出かけました。旅の写真はこちらのページでも紹介しています。


禅の旅プレミアム2日目。本山法堂前

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天龍寺坐禅堂

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京都ではライターとしてこのたびの著書にもご協力頂いている恭子さん、100000tの猛さんに禅の集いを企画して頂きました。同安居の堂仙兄も駆けつけてくれ、本当に素敵なご縁を頂きました。本能寺にホテルまでとってくれ、さらには翌日新大阪の駅へ送ってくれました。車の中では懐かしい話から今後のことまで愉しい話がつきませんでした。堂仙兄、恭子さん、猛さん、そして京都の愉快な仲間達、ほんとうにありがとうございました!

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京都から電車で九州に向かいました。佐伯市ではミステリオキャンプで知り合って長い付き合いになるしらべいと合流。宮崎市では河原でたくさんの人達と一緒に坐りました。こんな多くの人達と坐ったのは初めてかも。

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佐伯市、日向市、宮崎市と巡る。景色が南国です。北海道とのギャップが激しい。

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流木民のエディさんの愛車で阿蘇フォークスクールに連れて行ってもらいました。ソーラーパネル完備です。

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阿蘇フォークスクール到着。

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エディさんにおいしいコーヒーを淹れてもらう。義信さんが地元の野菜と玄米の夕食を持って来てくれました。びっくりするほど美味しい!

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フォークスクールでの坐禅会。教室をきれいにするところから始めます。

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阿蘇の大地

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清水菜保子さんのネットワークCOCOにて「食べる禅」の集い

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親友と同じ珍しい名前の少年に遭遇。音央。

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カノンさんに阿蘇山に連れて行って頂きました。帰りがけの温泉でたまたま都合があったのでフォークスクールまで送ってくれた天音さんはなんと鳥取県出身!めったにいない鳥取県つながりで一気に仲良くなりました。天音さんはローカルメディア「3」というフリーペーパーを創っています。疎開をしながらもふんばっている人々の活動など、とっても刺激的なすばらしいものでした。九州はほんとうーーーーにパワーがすごい!不思議なご縁とすごいエネルギーの持ち主にいっぱい出会い、お話しすることができました。いつか暮らしてみたいな。わっしょーい!

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そして、夜行バスで10時間以上かけて東京へ・・・



九州から再び東京に戻って、さらにたくさんの方にお会いしました。これからのこの星で僕らはどのように生きていけばいいのか、でっかく大風呂敷を広げて想いを巡らせ、ちっちゃくて身近なところから実践できる色々なアイディアを出し合うことができた、本当に貴重なひとときでした。

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学生時代からの親友で今はイギリスで歴史家をやっているドクター浩司。「そもそもどうしてお金が始まったのか、400年前のイギリスでもCSR(企業の社会的責任)が叫ばれていた!資本主義社会はどのように成り立ってきたか・・・」などなど歴史家ならではの貴重な視点から話を聞くことができました。歴史家は雲水とおなじく(といっては怒られるかもしれないけど)「職業」としてはあまり認められていないかもしれないけれど、こういうアツい生き方をしている男を応援したいなと心から思います。

本日の浩司君はみぞれ鍋用の大根にノースフェイスのアッパーをコーディネイト。春の萌えるグリーンが鮮やかな、流石はロンドン仕込みのオシャンティです!

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駆け足で振り返ってみましたが、やはりとてもとても書ききれない。ナニモノにも代え難い一時帰国の尊い時間を過ごさせて頂きました。袖触れ合った他生よりつながる多くの皆様への感謝を、いかに表現していいやらほんとうにわかりません。



ベルリンに戻ったのはエイプリルフールの夜中。



翌朝すぐに頂いた御布施をお供えして、早速坐りに来てくれた現地の友人とこの功徳が世界中に行き渡るようにお祈りしました。



翌朝の道場の様子

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仏棚に乗りきらないたくさんのお志を頂きました。

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ひさしぶりの本尊さんもうれしそう。

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いつも通り早起きして、顔を洗い、東司と浴司を掃除して、雑巾掛けをして、坐禅をして、お経をあげて、丁寧に手を合わせて朝ごはんを頂く毎日です。


個人ができることは限られていますが、その想いが及ぶ範囲は限られてはいません。まずは自分の身体から、少しずつ確実に、世界に平和を広げていきましょう。長々と稚拙な報告ですが最後まで読んで下さり感謝です。

いつも雲水喫茶をご覧頂きありがとうございます!


ここをいい星にしよう


どうぞよろしゅう


星覚九拝








追。


写真や情報の掲載は時には確認をとりながら注意深く扱っていますが、配慮が及ばない部分もあるかと思います。もしお気づきの点がありましたら、すぐに削除、修正致しますのでご一報頂ければ幸いです。

2012/04/04  by

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