週末は作家のひすいこたろうさんらと長野を訪ね、戸隠神社に参りました。
戸隠神社の奥社には天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)がまつられています。
天手力雄命は天照大神(あまてらすおおみかみ)がひきこもってしまった天岩戸(あまのいわと)を力づくでこじ開け、投げ飛ばしてしまった神様です。
その投げ飛ばされた岩戸が着地して山となったのが戸隠山なのです。
神様なのにひきこもってしまう天照大神のチャーミングさ、山を投げ飛ばしてしまうという天手力雄命のスケール感に脱帽。
善光寺にも初めて参拝しました。
定額山善光寺は無宗派の単立寺院で、日本において仏教が諸宗派に分かれる以前からの寺院であることから宗派の区別なく宿願が可能な霊場と位置づけられているそうです。
ここでは普段から坐禅を実践していてで実業家の稲盛和夫さんも訪れているとのこと。
夜はロウソクを灯して坐り、明け方に霜柱を踏んで丘に登って朝陽を迎えました。
火を囲んでひすいさんがこんな問いかけをしました。
「ロウソクの光ってなんであったかく感じるんだと思う?」
みなさん、なぜだと思いますか?
「光と闇が共存するから」なんだって!
出雲大社、伊勢神宮、熊野大社、戸隠神社、大山寺、善光寺、永平寺・・・
今回の日本滞在で訪れた場の、どこかなんだかあったかい温もり。
光も闇も受け入れ、和をもって共存するこの国のあり方は世界に確かな希望をもたらすと感じます。
今週も好い一週間となりますように!
星覚さん、おはようございます。
こちらでは始めましてですが、先日長野ではお世話になりました。ハンドルネームで失礼いたしておりますが、
星覚さんの後ろ姿写真をブログにアップしたいとお願いした者です。こちらにアップしましたのでご確認ください。↓
『今朝の信濃の日ノ出』 http://amba.to/19LNm96
このろうそくの話の時、ほとんど寝てしまっていて失礼いたしましたが、この話だけはちゃんと聞いていました。
光と影で、陰と陽、必ずありますよね。中庸という言葉の意味を初めて知ったとき、なんて凄いんだ!と感動したのを思い出しました。
今日も素敵な一日を。
コメントありがとうございます!ベルリンに戻りました。
きれいな朝陽が写っていますね。感謝します。今日も好い一日となりますように!
星覚九拝