永平寺のある福井県では和尚さんのことを「おっさん」と呼ぶ。
和尚さんが「おしょさん」→「おっさん」となったらしい。
入門したての雲水も当然「和尚」として扱われる。
在家出身の僕は地蔵院で怖そうな古参和尚さんから「星覚和尚」と呼ばれ、あぁ自分は和尚になったんだなぁと思っていたが、すぐに「
暫到おっさん」と呼ばれるようになった。
なんだか山賊の生き残り「残党オッサン」的響きでしょんぼりしたものだ。
ちなみに他にも
仕事ができる →「できるオッサン」
仕事ができない →「できないオッサン」
駄目 →「だめオッサン」
など様々なバリエーションがある。
面白いです。ちなみに、普通の日本語で「おっさん」って「伯父さん」の意味ですよね。かなあ。。
法純
その通りですが少しニュアンスが特殊です。
本当に叔父さんを呼ぶ場合「おっさん」ということはなく、大抵自分とは血縁関係に無い中年の男性をよぶときの表現です。あまり丁寧な言い方ではありません。
でも福井の人が福井弁で「おっさん」(「お」にアクセントがある)というととてもかわいらしく聞こえて悪い気がしません!
私の以前住んでいた地域では、「おっさま」「おっさん」という表現がありました。 昔話でも、「○○おっさん」という表現でしたから、馴染みも深く、親しみもあります。
おっさん、なんだかいい響きですよね!とても温かみがあり大好きな言葉です。
実に楽しく読ませて頂いています。永平寺は憧れの場所です。何の因果か、女に産まれたてきたので、永平寺の坐禅研修に出来るだけ参加するようにしています。愛知県生まれの私の父は和尚さんのことを「おっさま」と呼んでいました。
聞く度に、昔の、お寺と周辺コミュニティーの繋がりの強さを感じてました。今は、皆さんがこうしてブログで星覚おっさまと、肉体的、時間的距離を越えて繋がっているんですね!
コメントありがとうございます。現代でもお寺と周辺コミュニティーの繋がりの強さを感じることができるよう、ますます精進して参りたいと思います。ひきつづき、どうぞ宜しくお願い致します!
星覚九拝