オフの細道
第13回 禅の旅
先週末は第13回の禅の旅にいって参りました。
道中を詳しくレポートしたいと思います。
まず今回は朝の暁天坐禅に来てくれているメンバーが多かったため集合時間は7時半!早いようですが、普段の坐禅の集合時間に比べると1時間も遅い集合時間です。道玄坂下に集合してすぐに忘れ物に気がつきます。
全員集合の後、高速に乗る前に池尻の家に集合。みんなでお茶を飲みはやくも和みムード。
サーブスエリアではソフトクリームやアイスクリームが人気で夏の到来を予感させます。普段より二時間以上早く15時前には福井に到着。天龍寺に行く前に夕方の永平寺を訪れます。新緑が萌え、瑞々しい愛宕山に上ります。
今回星覚に似てる!うりふたつ!といわれる整体師のまささんも一緒です。
星覚から煩悩をとったらこんな感じなんだろうなぁ・・・というとても優しい仏のようなセラピストです。
永平寺全景が一望できる愛宕山の景色を堪能し、天龍寺に向かいます。わかる人にはわかる、日本酒好きに絶大な人気を誇る黒龍酒造にも余裕をもって到着。
そしてそこから歩いてすぐの天龍寺へ・・・
今回の代表者、まささんが到着のモッパンを鳴らし、旅は始まります。見た目はコワい、けどお茶目でやさしいおなじみ博法老師が登場し夕食は精進カレーを頂きました。片付けもみんなで美しくおこないます。
博法さんの坐禅指導で夜の坐禅。そのあとは光明蔵というお部屋で正法眼蔵随聞記を読んでみんなでシェア。明日得度式といってお坊さんになるための出家の儀式を控えているジュリアンも参加です。話は盛り上がって九時の開枕を過ぎ、床につくのは10時くらいになりました。男子は坐禅をした畳の上で、女子は女子参禅寮でおやすみです。
翌朝は起きて坐禅をした後すっきりとした暁の空の下、永平寺へ。荘厳な朝のお勤めに参加します。今回はまだ永平寺の生活に慣れない新米の雲水さんたちの初々しい動きを見ることが出来ました。
永平寺では今春、強風によって五代杉が倒れ、鐘楼堂が壊れてしまいました。倒壊の危険から龍門の近くの五代杉もきられてしまいました。
大梵鐘、除夜の鐘までになおるといいですね・・・大梵鐘は永平寺で時を知らせる為に使われています。実際の生活になくてはならない道具でもあるため、修復は急ピッチで進んでいます。今は代わりに承陽鐘が鳴らされているとのこと。
朝のお勤めの後は山内を永平寺の雲水さんに案内してもらい、やのやへGO!世界一おいしいそばをたべます。精進定食はほんとにどれもおいしい!毎回季節の野菜がおいしいのですが、今回はじっちゃんが裏の山からとってきたワラビがふんだんに使われていました!!
ノリにのったまささん、潜在能力がグイグイ引き出され、神懸かり的な箸さばきでハエをとらえる件。宮本武蔵も夢ではありません。
食後、ドイツから来たライナーさんと仲良くなり、禅ワゴンに新しい仲間が一人乗車することになったのでした!ライナーさんも交えてダムへむかいます。永平寺を満喫した後は天龍寺にもどって昼食です。
昼食後は笹川老師を導師に迎えてジュリアンの得度式、ひきつづき花祭り。両親が見守る中覚悟をきめたジュリアンのまなざしが印象的でした。
無事式を終え、柔らかい表情のジュリアンとご両親。
たくさんの人が参加したよい得度式、そして花祭りでした。
帰りの禅ワゴンはトークが花盛り。今回の旅のハイライトに始まり、博法さんのニヒルな魅力、永平寺の生活、これからの日本、自分の両親や家族のことまで東京に22時30分に帰るまで会話がとぎれることはありませんでした・・・
今回も素敵な参加者のおかげで最高の禅の旅になりました!みなさん、ありがとうございました!!
今回の禅の旅の写真はすべてマスターこうすけが撮ってくれました!
ブログにあげた写真以外もこちらからみれます。
次回の禅の旅は6月12日13日の予定です。
どうぞよろしゅう
星覚九拝
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